日米がそろって利上げした週でした。17日未明にFOMCが3年ぶりの利上げを全会一致で決め、政策金利は3.75〜4.00%に。18日昼には日銀が1.25%への利上げを決めています。それでも17業種のうち14業種が上がりました。
上がったのは医薬品、情報通信・サービスその他、電機・精密です。金利が上がると不利とされる業種が上位に来ました。日経平均は週を通じて65,000円台に乗せていて、利上げそのものより「利上げできるほど景気が強い」という受け取り方が勝ったように見えます。
下がったのは銀行、エネルギー資源、電力・ガスの3つだけです。銀行が下がったのは意外に見えますが、利上げは事前にほぼ織り込まれていました。決まった時点で材料が出尽くし、利益確定が出た形です。前週に上位だったエネルギー資源も、今週は反対側に回りました。
医薬品の上げ幅は17業種の中で突出しています。1621の中心は武田薬品、中外製薬、第一三共です。日銀が利上げしたあともドル円は156円台で、円安は続いています。
来週は23日が秋分の日で3連休明けの短い週です。日米ともに大きな金融政策の予定はありません。植田総裁が会見で「連続利上げの可能性も排除しない」と述べているので、次の会合に向けて金利の織り込みがどう動くかを見ておきたいところです。
