上がったのは食品、素材・化学、自動車・輸送機です。日経平均は6日に一時7万円台に乗せたあと、3日続けて下げました。米国のハイテク株安を受けてAI・半導体に関わる会社が売られる一方、9日はゲームや海運など、出遅れていたAI以外の会社に買いが広がりました。
下がったのは銀行、鉄鋼・非鉄、電力・ガスです。鉄鋼・非鉄は、先週はデータセンター向けの電線や半導体の材料を作る会社が買われて1位でしたが、今週は下位に回りました。上位と下位の顔ぶれが、先週とほぼ入れ替わった週です。
6日には、植田和男日銀総裁が全国証券大会で、経済・物価・金融の情勢に応じて引き続き利上げを進める考えを示しました。市場では、10月30日の決定会合で利上げがある見方は1割ほどにとどまり、12月の会合までにはほぼ織り込まれているとされています。銀行は今週、17業種の中で最下位でした。
日経平均は、週でみると4週続けて上がりました。日米をはじめ各国で長期金利の上昇が続いていますが、AI・半導体の成長への期待が相場全体を支えているという見方があります。
来週は、12日(月)がスポーツの日で東証は休みのため、取引は4日間です。10月30日の日銀の決定会合に向けた発言や、米国の長期金利の動きに注目が集まります。きっかけごとの業種の並びは、順路のページにまとめています。
