年1回、7月です。17本とも、分配金の基準日は毎年7月15日です。
年1回、7月15日
野村アセットマネジメントのTOPIX-17シリーズは、17本とも決算が年1回で、決算日は毎年7月15日です。この日の時点でETFを持っている人が、分配金を受け取れます。
株の配当と同じように、分配金を受け取るには、権利付き最終売買日までに買っておく必要があります。権利付き最終売買日は曜日の並びによって年ごとに変わるので、運用会社が毎年7月上旬に出す「決算・分配金スケジュール」で確認してください。
分配金の中身は何か
ETFの分配金は、ETFが持っている株から受け取った配当が元になっています。1年分の配当を集めて、そこから信託報酬などの費用を引いた残りを、年に1回まとめて払う仕組みです。
日本は3月決算の会社が多く、配当の多くは6月と12月ごろに支払われます。17業種ETFは、それを1年分ためて、7月に払っています。そのため、分配金の額は業種ごと、年ごとに大きく変わります。構成銘柄が増配すれば増え、減配すれば減ります。
分配金が出たら、ETFの価格はどうなるか
分配金の分だけ、ETFの中のお金が外に出ていきます。そのため、権利落ちのあとは、理屈の上では分配金の分だけ価格が下がります。分配金をもらうために直前に買っても、その分価格が下がるので、それだけで得をするわけではありません。
分配金には、株の配当と同じく約20%の税金がかかります。NISA口座で持っている場合は、分配金を証券口座で受け取る方式(株式数比例配分方式)にしておくと非課税になります。
米国のセクターETFは年4回
XLK(米国・情報技術)やXLF(米国・金融)のような米国のSPDRのセクターETFは、分配金が年4回です。3月・6月・9月・12月に権利落ちがあります。
日本の17業種ETFと米国のセクターETFを並べて持つと、分配金の入る時期がずれます。7月にまとめて入る日本と、3か月ごとに入る米国、という違いです。米国ETFの分配金にかかる税金は、「米国のセクターETF(XLK・XLVなど)は日本の証券会社で買えますか?」に書いています。
私はこう見ています
私は、17業種ETFの分配金を、業種を選ぶ理由にはしていません。年1回で、年ごとの変動も大きいからです。分配金は、選んだ業種を持っているあいだについてくるもの、くらいに考えています。
セクターを選んだあと、いつ入るかはテクニカル分析のチャートで見ます。その手法は私のnoteに書いています。