TOPIXの中の17業種の割合は、それぞれの業種に入っている会社の大きさ(浮動株時価総額)を足し上げて決まります。株価が動くたびに変わるので、決まった数字はありません。最新の割合は、JPX(日本取引所グループ)が出している「指数ファクトシート」で見られます。
このサイトでは、TOPIXの業種の割合の数字は載せない決まりにしています。この記事では、割合の決まり方と、見るときの目安を書きます。
割合は、どうやって決まりますか?
TOPIXは、東証の会社の浮動株時価総額(市場で売り買いされうる株の分の時価総額)で重みをつけた指数です。会社ごとの大きさを東証33業種に足し上げ、それをさらに17業種にまとめたものが、17業種の割合になります。

そのため、大きな会社が多い業種ほど、割合が大きくなります。会社の数が多い業種が、割合も大きいとは限りません。33業種と17業種の対応は「東証33業種は、TOPIX-17のどの業種に入りますか?」に表にしています。
割合は、いつ変わりますか?
いちばん大きく効くのは、株価です。上がった業種の割合は大きくなり、下がった業種の割合は小さくなります。
もう1つは、中に入る会社の入れ替えです。TOPIXは、年1回(10月の最終営業日)に構成する会社を見直す定期入替と、年4回の浮動株比率の見直しがあります(JPX、2026年11月時点)。くわしくは「ETFの中の会社は、いつ入れ替わりますか?」に書いています。

最新の数字は、どこで見られますか?
JPXのサイトの「指数ファクトシート」に、TOPIXと17業種の指数ごとの資料があります。月末時点の資料が多いので、数字を見るときは、必ず何年何月の時点かを確かめてください。
業種ごとの1週間の上がり下がりは、「東証の業種別の騰落率は、どこで見られますか?」にまとめています。
業種ETFの中の割合とは、何が違いますか?
よく似た言葉に、業種ETFの中の会社ごとの割合があります。こちらは、1つの業種の中で、どの会社が何割かという話です。たとえば1622(自動車・輸送機)では、トヨタ自動車(7203)1社で5割近くを占めています(EDINET 有価証券報告書、2026年7月15日時点)。

TOPIXの中で大きい業種かどうかと、その業種ETFが上位の数社に偏っているかどうかは、別の話です。偏りのほうは「ETFの中身が上位の数社に偏っていると、どうなりますか?」に書いています。
私はこう見ています
私は、業種の割合の数字そのものより、割合が大きくなっている業種がどこかを、年に数回だけ確かめています。割合が大きい業種が動くと、TOPIX全体もつられて動くので、TOPIXの上がり下がりを読むときの手がかりになるからです。
セクターを選んだあと、いつ入るかはテクニカル分析のチャートで見ます。チャートの見方は、姉妹サイト nyanvest の教科書「全体相場の見方」にまとめています。