ETFを買うのに要る金額は、「1口の値段×売買単位」です。これに、証券会社の売買手数料がかかることがあります。17業種ETFは1口から売買できるものが多く、そのときは1口の値段だけで買えます。
必要な金額は、どう計算しますか?
ETFの値段は、株と同じように取引所で決まります。画面に出ている値段は1口あたりの値段なので、それに「売買単位」(いちどに売り買いする口数)を掛けたものが、いちばん少なく買うときの金額です。

値段は毎日動くので、必要な金額も毎日変わります。いまの値段は、証券会社の画面か、ETFのページのチャートで確かめてください。
売買単位は、ETFによって違いますか?
違います。17業種ETFでは、たとえば1617(食品)、1625(電機・精密)、1631(銀行)の売買単位は1口です(運用会社の資料、2026年11月時点)。一方で、1306(TOPIX連動型上場投信)は10口が単位です。

売買単位は変わることもあります。2026年10月には、1321(日経225連動型上場投信)の売買単位が、1口から10口に変わりました(JPXの発表)。買う前に、注文画面か運用会社のページで、そのときの売買単位を確かめてください。
米国のセクターETFは、いくらから買えますか?
XLK(米国・情報技術)のような米国のセクターETFは、1株から買えます。必要な金額は「1株のドルの値段×株数」を円に換えたもので、為替の手数料もかかります。

証券会社によっては、金額を指定して買えるサービスもあります。対象になるETFや条件は各社で違うので、「米国のセクターETF(XLK・XLVなど)は日本の証券会社で買えますか?」もあわせて見てください。
少ない金額で買うときに、気をつけることは?
1つは、売買手数料です。少ない金額で何度も売り買いすると、手数料の割合が大きくなります。手数料の決まりは証券会社ごとに違います。
もう1つは、売り買いのしやすさです。1口から買えても、売り買いの少ないETFでは、買いたい値段と売りたい値段の差が広がることがあります。17業種ETFの売り買いの多さは「ETFの売買のしやすさ一覧」で比べられます。口座のことは「ETFを売買するには」にまとめています。
私はこう見ています
私は、はじめて見る業種のETFは、1口だけ持ってみることがあります。持っていると、その業種のニュースやチャートを見る回数が自然に増えるからです。金額を増やすのは、値動きの癖がわかってからにしています。
セクターを選んだあと、いつ入るかはテクニカル分析のチャートで見ます。チャートの見方は、姉妹サイト nyanvest の教科書「日足・週足・月足の使い分け」にまとめています。