年末年始、東証が休みのあいだに米国のセクターETFはどうなりますか?

Q. 年末年始、東証が休みのあいだに、米国のセクターETFはどうなりますか?

東証が年末年始の休みに入っても、ニューヨークの取引所はふだんどおり開く日があります。この記事は、この年末年始(2026年末〜2027年始)の日程で書いています。東証は2026年12月31日から休みですが、ニューヨークは12月31日も取引があります。その間の米国の動きは、2027年1月4日の大発会の朝に、東証の値段へまとめて出やすくなります。

日米の営業日を並べると?

東証は、12月31日から1月3日までが休みです。2026年の大納会(その年の最後の取引日)は12月30日(水)、2027年の大発会(その年の最初の取引日)は1月4日(月)になります。

ニューヨーク証券取引所は、12月25日(金)と1月1日(金)が休みです。12月24日(木)は、現地の13時で取引が終わる短縮の日です。

2026年12月24日から2027年1月4日までの東証とニューヨークの営業日を並べたカレンダー。東証は12月31日から1月3日まで休み、ニューヨークは12月25日と1月1日が休みで、12月24日は13時までの短縮、12月31日は東証が休みでもニューヨークは開いている
2026年12月24日から2027年1月4日までの東証とニューヨークの営業日を並べたカレンダー。東証は12月31日から1月3日まで休み、ニューヨークは12月25日と1月1日が休みで、12月24日は13時までの短縮、12月31日は東証が休みでもニューヨークは開いている

日本時間では、ニューヨークの通常の取引は23時30分から翌朝6時までです(冬時間)。12月24日の短縮の日は、日本時間の12月25日の3時に取引が終わります。

東証が休みの日、米国のETFは動きますか?

動きます。12月31日の夜も、XLK(米国・情報技術)やXLE(米国・エネルギー)は、ふだんと同じように値段がつきます。米国株を扱う日本の証券会社で売り買いできるかどうか、受け付けの時間は、証券会社ごとに違うので、各社の年末年始の案内を確かめてください。

反対に、12月25日は東証が開いていて、ニューヨークが休みです。この日の東証は、前の晩の米国の動きがない中で取引されます。

その動きは、いつ東証に出ますか?

東証が休みのあいだに米国で起きた動きは、大発会の朝にまとめて出やすくなります。今回でいうと、2026年12月31日の夜の米国の動きが、2027年1月4日の東証の値段に表れます。

12月30日の大納会から、12月31日夜のニューヨークの取引、1月1日から3日のどちらも休みの期間を経て、1月4日の大発会の朝に米国の動きが東証の値段に出る流れ
12月30日の大納会から、12月31日夜のニューヨークの取引、1月1日から3日のどちらも休みの期間を経て、1月4日の大発会の朝に米国の動きが東証の値段に出る流れ

前の晩の米国の動きが翌朝の東証に出やすいのは、ふだんの日と同じです。ただ、年末年始は休みが長く、ニュースもたまりやすいので、大発会の朝は値段が大きく離れて始まることがあります。どの業種に出やすいかは「米国のセクターETFは、日本時間の何時に動きますか?」に書いています。

大発会の朝は、何を見ればいいですか?

1つめは、12月31日の米国のセクターの動きです。たとえば、XLK(米国・情報技術)が大きく動いていれば1625(電機・精密)、XLEが大きく動いていれば1618(エネルギー資源)の寄り付きに表れやすい、という組み合わせがあります。ここに書くのは、過去にそうなりやすかった傾向です。いつもそうなるわけではありません。

2つめは、ドル円です。為替は東証が休みのあいだも動いているので、休み明けの輸出の業種に効くことがあります。

3つめは、寄り付きの値段の離れ方です。休み明けは売り買いの注文がたまっていることがあり、値段を指定しない注文だと、思った値段から離れて決まることがあります。注文の出し方は「指値と成行、ETFではどちらで注文しますか?」にまとめています。

私はこう見ています

私は、年末に持っているETFを、休みに入る前に1本ずつ見直すようにしています。休みのあいだは東証で売り買いできないので、休み明けに大きく動いても大丈夫な量かどうかを、大納会の前に確かめておきたいからです。

セクターを選んだあと、いつ入るかはテクニカル分析のチャートで見ます。チャートの見方は、姉妹サイト nyanvest の教科書「日足・週足・月足の使い分け」にまとめています。

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